糖尿病予備軍 薬

糖尿病を根本的に予防するには

 
 

病院で処方される薬はあくまで一時しのぎ、重要なのは糖代謝

糖尿病になると当然、ほぼ全員が何かしらの薬を飲むことになると思います。

 

 

糖尿病の患者さんが飲んでいる薬の一例をあげてみると「スルフォニル尿素薬」「α−グルコシダーゼ阻害薬(α-GI) 」というお薬があります。

 

 

どんな効果のある薬かと言うと、「スルフォニル尿素薬」はインスリンの分泌を促進するお薬です。

 

 

「α−グルコシダーゼ阻害薬(α-GI) 」は小腸でのブドウ糖の吸収を抑え、食後血糖値が緩やかになるように調整するお薬になります。

 

 

これらのお薬は糖尿病を完治させるのではなく、進行を遅らせるためのお薬だと認識したほうが良いです。

 

 

ですので、飲むのをやめてしまうと、また血糖値があがるわけです。
もはや一生の付き合いです。

 

 

今まで処方されているお薬で効果が薄くなれば量を増やしたり、もっと効き目の強いお薬を飲むことになり、まさに病気とのイタチゴッコとなります。。

 

 

では、一体どういう治療が必要なのか?

 

 

運動すれば良い、食事療法を実践すれば良い、医師の指示に従っていれば良い、
どれも間違ってはいません、糖尿病の改善治療にはこれらのことを実践することは無意味ではないからです。

 

 

ですが根本的な治療にはなっていません。

 

 

どうすれば良いのか?

 

 

他の記事でも少し書きましたが、こんなことを思ったことありませんか?
↓     ↓     ↓     ↓     ↓

 

大食い・運動不足・肥満なのに糖尿病になる人とならない人がいるのは何故

 

『なぜ、あいつはあんなに太っていて沢山食べているのに糖尿病にならないんだ?』
『自分はお酒も飲まない煙草も吸わない、たまには運動だってしているのに、なぜ糖尿病になってしまったんだ・・・』
『欧米人は肥満が多いけど、糖尿病にならない人も多いよね?どうして?』
『大食いタレント(フードファイター)はなぜ肥満になったり、糖尿病にならないの?』

 

 

これにはちゃんと理由があります。

 

まず大食いタレントの方に多いのですが、食べたものをあまり消化せず排出するある意味スペシャルな体質が備わっている場合、次に糖代謝(エネルギー代謝)がものずごく活発で体内に無駄に糖を蓄積しない、これら2つが『肥満・大食い・運動不足』なのに糖尿病にならない秘密です。

 

 

糖尿病にならない人は糖代謝が極めて高いのです。
糖尿病の根本原因は糖代謝の異常なんです。

 

 

ちなみに前者の食べたものをほぼ未消化でというのは生まれもった体質なのでこれを訓練で身につけたり、コントロールすることなんてほぼ不可能です。

 

 

もし普通の人がやるのであれば消化が始まる前に吐いてしまうしかありません。

 

 

ですので、私たち一般人は糖代謝の改善に努めるほうが現実的で実現可能な方法ということになります。

 

 

糖代謝を改善すれば、糖尿病になりにくい体質を作ることが可能になってきます。

 

 

では、糖代謝を上げるには何をすれば良いのでしょうか?
運動? 食事療法? 薬?

 

 

どれも少しは改善の助けにはなるでしょう。
でも、これらをやっても大きな効果を感じられなかったから、困っているんですよね?
薬を飲まない内に予防したい、薬を飲むのをやめたいと思っている方もいるでしょう。

 

 

当サイトでは、この糖代謝を上げるために最適なサプリメントのレビューもしております。
もし気になるという場合は下記の紹介記事へのリンクから内容を読んでみて下さい。

 

 

↓↓糖尿病予備軍におすすめなサプリメントの詳細記事を掲載したページに移動します。
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糖尿病予備軍でもインスリン注射したほうが良いのか?

この疑問ですが基本的には予備軍の間は食事や運動などの生活習慣の改善で回復することも多いのでインスリン注射は不要だと考えます。

 

 

ただ健康診断などで尿中CPR20以下だった場合はインスリンの分泌不全が起こっているので予備軍の段階でもインスリン治療を始めた方が良いかもしれません。

 

 

理由はインスリンを分泌する膵臓が弱っているということですから、このままではいずれ枯渇してしまうからです。

 

 

インスリンが分泌されないということは血糖値は上がり放題、死の危険を伴う糖尿病決定です。

 

 

医師の中には完全にインスリンが枯渇してからという人もいますが、一般的には早期治療を推奨する医師のほうが多数です。

 

 

「えっ!まだ完全な糖尿病じゃないのにインスリンを使うの?」と思うかもしれませんが、早期から治療を始めておくと合併症のリスクが大幅に減ります。

 

 

ここで、こんな心配をされる方が結構いらっしゃいます。

 

 

「早くからインスリン注射に頼ると膵臓が仕事しなくなるんじゃ・・・」という心配です。

 

 

しかしこれ実は間違った常識になっていて、よく寝たきりだと体が弱るから動かした方が良いよという考えと混同してしまっています。

 

 

最近の糖尿病治療ではインスリン治療は早期に始めた方が良いというのが常識になっています。

 

 

ただ何度も言うように糖尿病予備軍の人はまず生活習慣の改善の方が先ですし、根本の治療にはなりません。

 

 

どうしても心配だという人は医師に相談してみてからでも遅くありません。

 

 

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