空腹時血糖値が●●mg/dl以上の人はブドウ糖負荷試験は必要ない
糖尿病かどうかを判別する場合にブドウ糖負荷試験を実施する医師は非常に多いです。
糖尿病の検査と言えばブドウ糖負荷試験と言われるほど一般的な糖尿病検査なのですが、実はある基準を満たす人にこの検査を実施するのは最良の方法とは言えません。
そのある基準とは空腹時血糖値が150mg/dl以上の人です。
空腹時にすでに血糖値が150mg/dl以上ある人にこの検査をすることは、食後血糖値が異常値を示す可能性が高いので検査をしなくても治療が必要なことは明白であり、下手をすると健康を害する恐れがある行為なので危険なのです。
具体的に一体何が危険なのかというと糖尿病性昏睡を引き起こす可能性があるからです。
ある患者さんの事例をあげると、この方は空腹時血糖値が225mg/dlあり、検査後30分で450mg/dl、90分後には670mg/dlまでに達してしまった。
これ以上の血糖値の上昇は大変危険な状態です。
ちなみに糖尿病性昏睡は血糖値が800mg/dl以上でリスクが大幅にアップします。
このように空腹時血糖値がすでに150を超えているような場合は、ブドウ糖負荷試験ではなくインスリン値を測る検査をするほうが賢明です。
もし今までにブドウ糖負荷試験を受けた日から数日間にわたって強い眠気や頭がボーっとしたという経験がある方は、今回の事例に当てはまっている方かもしれません。
スポンサーリンク
<<TOPページへ戻る
ツイート
糖ダウンは臨床試験済みの機能性表示食品です。
糖の吸収をゆるやかにする効果のほか糖の燃焼させエネルギー化の効率アップを図る効果は従来の食物繊維サプリに代表される難消化性デキストリンにはありません。
血糖値の抑制に重要なのは糖の吸収をゆるやかにするだけでなく、吸収したブドウ糖を細胞に効率よく吸収させエネルギー源にすることです。
機能性表示食品です
食後血糖値が高い方におすすめです
定期購入されると半額です(2017年6月現在)
関連ページ
- 血糖値が上がりにくい体質を作る食事法
- 朝食と夕食の間隔を長く摂ることで血糖値が上がりにく体質を作るという内容が「みんなの家庭の医学」で放送。
- 自分の糖尿病ステージを知ろう
- ご自身の糖尿病が心配な方は、自分の糖尿病がどれくらいの重傷度なのかを知っておくと次の治療や予防活動につなげやすいです。
- 糖尿病予備軍でも尿アルブミン検査は重要
- 糖尿病予備軍であれば気になるのがHbA1cや血糖値ですが見逃してはいけないのが尿アルブミン量です。
- 日本人の体質に合った糖尿病予防とは
- 日本人の体質に合った糖尿病予防について解説しています。最近流行りの炭水化物制限や筋トレでの糖尿病予防は果たして日本人に向いているのか?
- 高血糖症・低血糖症の応急処置
- 糖尿病予備軍でも起こりうる、高血糖症や低血糖症の予防やもし起こってしまった時の応急処置の方法をご紹介しています
- 糖尿病で入院したらどうなるの?
- もし糖尿病で入院するとどんな生活を送ることになるのか、どのくらい入院しなければならないのかを解説しています。
- 夫に危機感をもってもらうには?
- 糖尿病予備軍の間は殆ど苦痛を感じない。だから医者や家族の忠告も聞かない。そんな危機感の薄い予備軍の方に真剣に予防を考えてもらうためのアドバイスをしています
- 病院に行きたがらない家族への対抗策
- 病院嫌いで病院に行きたがらない人って結構多いです。さて糖尿病の検査や治療を受けたがらない家族の対応はどうすれば良いのでしょうか?