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野菜が苦手、だったら野菜ジュースで食物繊維を摂取すれば良いのでは?

さてここで野菜が苦手だから野菜ジュースで代用しようとする方もいらっしゃると思いますが、健康な人がビタミンなどの栄養素を補助的に摂取する目的で飲まれるのでしたら無駄ではありません。

 

 

ですが、すでに糖尿病を発症している方が野菜ジュースを飲んでいるのでしたら期待しているような効果は感じられないと思います。

 

 

確かに食物繊維は血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる効果はあるのですが、血糖値を下げるという効果に関しては正しくありません。健康な人がちょっと日々の健康のために飲むということでしたらおすすめ出来ます。

 

 

また血糖値を抑えるには1日あたり最低でも20グラム程度の食物繊維を取りたいものですが、野菜ジュースでは所詮数グラム程度なので普段の食事も食物繊維を意識した献立が組めないのであればまったく足りていません。

 

 

さらに野菜ジュースに含まれる食物繊維は水溶性食物繊維なので、過剰に摂取するとミネラルが体外に排出されてしまいます。高齢者の方やお腹が弱い方は下痢にも注意です。

 

これらのことから野菜ジュースでの食物繊維対策は普段の食事もある程度ちゃんとしたものを食べている方が少し足りないところをジュースで補うところに意味があるので、日常的に食生活が乱れている方が飲んでも無駄ではないにしろ焼け石に水と言わざるを得ません。

 

 

あたかも食物繊維が豊富そうな野菜ジュースですが、糖尿病予防(血糖値の上昇を抑える)の目的で摂取するには効果が薄いというわけですね。

 

 

砂糖を入れない自作の野菜ジュースを作れば沢山飲んでも糖分過多にならないのでは?

では市販の野菜ジュースをたくさん飲んでしまうと糖分過多になってしまうというのなら、ミキサーで自作した野菜ジュースを作れば糖分過多にならないのではないの?

 

 

確かに自作のジュースであれば自分で糖分を調整できますし、芸能人にも自作の野菜ジュースを飲んで健康自慢されている方もたくさんいらっしゃるので一見良いように見えます。

 

 

しかし自作野菜ジュースにはちょっと問題があって、ミキサーで野菜を砕く時にビタミンなどの栄養素が壊れてしまうんですね。

 

 

そうなると極端に言えば、飲んでいるのは野菜の絞りカスということになってしまいます。

 

 

これならちゃんと研究されている市販の野菜ジュースのほうが何倍も健康的で飲むことに意味があります。

 

 

結局のところ手軽に食物繊維を摂取するにはどうすれば良い?

どうしても野菜が苦手な人は難消化性デキストリンという食物繊維の粉末があり、これを10グラム程度飲み物やみそ汁などに混ぜて食します。

 

 

この時も難消化性デキストリンを混ぜた食物を先に食べるようにしないと効果が薄くなってしまいますし、摂りすぎると野菜ジュース同様に下痢やミネラルの排出が起こってしまいます。

 

 

特に便秘がちな人など腸内環境が悪い場合や高齢者の方は適正量の摂取でも、この副作用の影響を受けてしまうかもしれませんので体調と相談しながら使用しましょう。

 

 

お腹の調子が良くない方や高齢者の場合は、まずデキストリンの摂取の前に腸内環境の整備をしたほうが良いですね。

 

 

ただ糖尿病は血糖値を抑えるだけでOKという病気ではない(糖尿病も専門医もそう言っています)ので出来ればビタミンやミネラルのある食物から摂取するほうが健康的ではあります。

 

 

苦手な人もできれば普通の野菜を食べるようにしましょう。

 

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1日に必要な食物繊維を含んだ野菜ジュース「伊藤園の1日分の野菜」【訂正記事】

この記事は上に書いた野菜ジュースが糖質制限に向いていないと書いた内容の訂正記事です。

 

 

私は上の記事で糖質制限を目的とした時に市販の野菜ジュースでは食物繊維の量がまったく足りていないという内容を書きました。

 

 

実際に野菜ジュースを販売している各企業さんにも、栄養素が不足しているという指摘があったみたいです。

 

 

そんな企業さんの中で伊藤園が販売している「1日分の野菜」という野菜ジュースに対してもカルシウムやビタミンが1日分を満たしていない、食物繊維も1日分には足りていないというご意見が寄せられたそうです。

 

 

そこで伊藤園は不足しているこれらの栄養素を後から追加で配合しており、商品名と齟齬が生じないように対策をしていたようです。

 

 

具体的にはカルシウムを16mg〜52mgを114mgに、食物繊維を0.8g〜3gを7.1gに増量しました。

 

 

食物繊維7gというのはトクホの『食後の血糖値をゆるさやかにする』をキャッチコピーに販売されている飲料に入っている量と同じくらいです。

 

 

ちなみに配合されている分量に幅があるのは同じ量の野菜汁を絞っても季節によって成分量に差があるからなんだそうです。

 

 

これで1日分に必要な野菜量、それに相当する栄養素を摂取できるようになりました。

 

 

最近よく見かける食後血糖値の上昇をゆるやかにする系のお茶やジュースもありますが、糖尿病患者の場合は食生活もよくないことが多いので野菜ジュースを選ぶほうが良いでしょう。

 

 

その野菜ジュースの中でも伊藤園がオシです。

 

 

ただ糖質制限に必要な食物繊維量は1日20グラム程度を摂取して頂きたいので、伊藤園の野菜ジュースでも3分の1ほどしか摂取できていません。

 

 

1日に3本飲むのも1つの方法ではあるのですが、お腹が弱い人は下痢をするかもしれないですし糖分を含んでいるのでたくさん飲むと意味がありません。

 

 

そこで足りない分は実際の食事の中で野菜サラダや煮物などから摂取したり、難消化性デキストリンという食物繊維の粉末を汁物や飲み物に混ぜて摂取する方法があります。

 

 

難消化性デキストリンに関して、これも体質によって多く摂り過ぎるとお腹を壊す人も多いようなので少し注意が必要かもしれません。

 

 

特に年配の方は水分や食物繊維の摂り過ぎによる下痢に注意です。

 

 

単純に日々の野菜不足を補う目的で健康な人が飲むのであれば『伊藤園の1日分の野菜』はその目的を達成できる野菜ジュースですし、血糖値をゆるやかにする目的で飲む場合も若干の助けにはなりそうです。

 

 



 

 

ここで、ついでなので糖質制限をする際にどの程度まで糖質を摂取して良いのか迷う方も多いと思いますので目安をご紹介しますね

 

 

目安は以下のような感じです。

 

 

体重 1日の糖分摂取量目安
40kg 70g〜120g
50kg 70g〜150g
60kg 90g〜150g
65kg 97.5g〜150g
70kg 105g〜150g
75kg 112.5g〜150g
80kg 120g〜150g
85kg 127.5g〜150g
90kg 135g〜150g
95kg 142.5g〜150g
100kg 150g

 

まあ、要するに150gを超えちゃ駄目よということですね。

 

 

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血糖値が気になるということであればトクホや機能性表示食品のサプリを勧める

まだ糖尿病を発症していなくて糖尿病に気をつけたいとお考えの方であれば強い自己管理や管理してくれる第三者が必要な食事療法や運動療法に神経をすり減らすくらいならサプリメントを取り入れたほうが良いです。

 

 

それは私の知人に医療関係の方がいるのですが食事療法を一生涯続けられる人はとても少なくて分かっているが出来ないというケースが多いようです。

 

 

特に独身の男性の方に多く料理が出来ても結局のところ血糖値だの、カロリーだのをいちいち気にしながら食べると食事を楽しめなくなるということから気力が続かないということみたいです。

 

 

また出来なくても誰にも怒られないし管理してくれる人もいないので頑張る気持も緩んでくるようです。

 

 

さて、おすすめのサプリですが選ぶのであればトクホ(特定保健用食品)または機能性表示食品から選んでみて下さい。

 

 

特に糖尿病予備軍で何かしらの異常が数値として出ている方で,、ある程度効果を期待できるサプリを探すのでしたら尚更です。

 

 

なぜかというとこれらの健康食品はきちんと効果について国から認証を受けていたり、実験の結果を届け出をしているので「その商品で宣伝している効果」については人間に一定の効果があったということが証明されているからです。

 

 

これが一般食品に分類される健康食品だと販売サイトを見ても「消費者さんのほうで何となく効果を想像して下さい」と言わんばかりに何となくハッキリしない感じの言葉で効果について紹介がされているものがあります。

 

 

その理由は薬機法の関係でトクホや機能性表示食品以外は直球で効果を謳えないないからです。トクホや機能性表示食品の間でも効果の表現の仕方には制限がありますが何に効くのかということが私たち消費者から分かりやすい表現がされています。

 

 

一般健康食品の中にも効果を実証するための実験データを掲載している商品もありますがおそらくマウスとか人間以外での実験結果であったり、効果そのものに関してなんら関係のない成分の含有量が何とかに比べて多いとかそんなデータが掲載されているものが多いですね。

 

 

中にはトクホや機能性表示食品でもないのに「血糖値を下げる」とか「脂肪を減らす」とかの記載がある商品もあり、これは完全に法的にアウトです。その効果は本当なのかもしれませんがそれは消費者側には判断できませんよね?

 

 

だた誤解しないで頂きたいのは全ての一般健康食品がダメなわけではなく本物を見抜くのが難しいですよということです。

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アラプラス 糖ダウン

糖ダウンは臨床試験済みの機能性表示食品です。
糖の吸収をゆるやかにする効果のほか糖の燃焼させエネルギー化の効率アップを図る効果は従来の食物繊維サプリに代表される難消化性デキストリンにはありません。


血糖値の抑制に重要なのは糖の吸収をゆるやかにするだけでなく、吸収したブドウ糖を細胞に効率よく吸収させエネルギー源にすることです。

 



機能性表示食品です
食後血糖値が高い方におすすめです
定期購入されると半額です(2017年6月現在)


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