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糖尿病予備軍が気を付けるべき食事の摂り方

糖尿病 食事

糖尿病予備軍の人はどんな食事をしたら良いのでしょうか?

 

 

基本的には糖尿病の人と同じで、糖質を抑えビタミンやミネラル、食物繊維豊富な食事を1日3食、腹八分目で時間をかけてゆっくり噛んで食べれば良いのです。

 

 

 

一番大事なのはカロリーよりもお米やパン、麺などの炭水化物(糖質)の摂取量に気を付けることです。

 

 

1食当たりの炭水化物量は45g〜最大で75gが目安です。

 

 

ここで注意ですが、中には朝食べない代わりに昼や夜にドカ食いしたり、炭水化物を一切取らないなどの偏食をして今までの不摂生をカバーしようとする人がいます。

 

 

他にもお菓子を食事を代わりにして、例えばケーキ1個350kcalだから普通に食事するより低カロリーでしょ・・・みたいなね。

 

 

これ絶対ダメです、というか糖尿病に片足踏みこんでます。

 

 

確かにダイエットと同じで一時的には良くなることもあります。
ですがあくまで一時的です。

 

 

過度な炭水化物制限は死亡率を高めるというデータもありますので極端なのはダメなんです。

 

 

糖尿病の食事は1日3食をバランスよく食べることに意味があると思って下さい。
なぜダメなのかというと、それは代謝を管理する肝臓が狂ってしまい代謝異常が起こりインスリンを分泌するすい臓に負担がかかってしまうからです。

 

 

規則正しく食事をする人の場合、すい臓は「あッこれくらいの量を分泌すれば良いな」「そろそろかな?」と言う具合に体内時計が正常に働き適量なインスリンを分泌し血糖値を安定させます。

 

 

ここで「バランスの良い食事が良いのはわかったけど、それかなり実現難しいよね?」と思ってしまうかもしれません。

 

 

ライフスタイルが多様化した現代、決まった時間に食事を摂れないばかりか3食きっちり奥さんが作った栄養バランスに気を使った食事を食べられることはある意味ぜいたくになるのかもしれません。

 

 

奥さんの側にしてみても栄養士じゃないんだからそんな栄養バランスを考えた食事を毎日3食なんて無理よと思うはずです。

 

 

では、無理な人はどうしているかと言えばやはりサプリメントやトクホなんかの栄養補助食品を活用されています。

 

 

無理な場合は『出来ません』ではなくて『出来るようにするにはどうすれば良いか』を考えられるかどうかが明暗を分けます。

 

 

お仕事と同じですね。

 

 

旨いものには炭水化物が多い、炭水化物そのものを分解しやすくできないのか?

炭水化物制限炭水化物には旨いものが多いし、だいたい家での食事にしろ外食にしろ食事のメインになっていることも多いです。

 

 

旦那さんの中にもラーメンが好きとか、お昼は弁当持ちではなくて外食やコンビニ弁当で済まされる方も多くてメインで食べるものを選択するとどうしても炭水化物の比率が多くなってしまうということないですか?

 

 

人間の体内には主に消化用、代謝用の酵素があって、若いうちは代謝用の酵素が多くてたくさん淡水化物を摂取しても効率よく分解してくれます。

 

 

よくダイエットで痩せやすい体質を作るには基礎代謝を高めることが大事だと聞いたことがあるかもしれませんが、若いうちのほうが痩せやすいのはこの代謝用の酵素が沢山あるからです。

 

 

年を取るとこの代謝用の酵素がだんだん減ってきます。

 

 

だから若い時と同じように炭水化物やお酒、ポテチなんかのお菓子を食べても20.代の頃は何ともなかったのに、おっさんになると代謝が落ちるので急に太ったり血糖値が上がってしまうこともあります。

 

 

ここで奥さんがしっかり食事の栄養管理をしてくれるとか独身でも自分でしっかりコントロールできるという方は良いのですが、そんなの無理という場合には代謝用の酵素を補うことが望ましいです。

 

 

また、ダイエット用の酵素にはたくさんの商品が出回っていて、その中でも生酵素が人気になっていますが実はドリンク系の生酵素は48度以上で壊れ始めて90度を超えるとほぼ死滅します。

 

 

しかし、よく生酵素をウリにしている商品の中には65度以上で熱処理を加えているものもあり、期待できる効果(商品に明記してある効果)を殆ど発揮できていない商品もあります。

 

 

ですので、酵素サプリメントを選ぶときにはドリンク系よりもカプセルなどの固形ものをおすすめします。

 

 

もちろん、いくらこれを飲んでいるからと言って過剰に食べまくるのはダメですよ(当たり前ですが)

 

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糖尿病予備軍の食事、例えばこんな朝食メニュー

糖尿病予備軍の人の朝食ですが例えば菓子パンとコーヒーだけとか、おにぎり3個とかほぼ炭水化物のみのメニューは良くありません。

 

 

糖尿病は炭水化物を少なめにして、高タンパクの食事が望ましいとされています。

 

 

もし、炭水化物に偏った食事の場合はその分しっかり体を動かしてエネルギーを消費しましょう。

 

 

献立の例ですが、そこまで凝ったものでなくて全然OKです。
炭水化物の量と健康志向の人は塩分が気になれば調節して下さい。

 

【メニュー@:和食派の人向け】
ご飯(160グラム程度=炭水化物60gグラムくらいです)、生卵(ゆで卵)、味噌汁(豆腐)

 

 

【メニューA:和食派の人向けパート2】
ご飯、納豆1パック、のり、味噌汁(油揚げ)

 

 

【メニュー@:洋食派の人向け】
食パン(1/6切れ=炭水化物30gグラムくらいです)、ゆで卵、ミカン1個、牛乳200ml

 

まあこんな感じに、どこかで見た事あるようなメニューですよね。

 

朝食のテンプレのような感じです。

 

 

テンプレのようなメニューは実は理に叶っていたというわけです。
食べすぎなければ、そこまで神経質になる必要はないというわけですね。

朝食を抜く人は糖尿病の発見が遅れる!?その理由とは

朝食を抜く人は糖尿病の発覚が遅れる傾向にあります。

 

それは、朝食を食べないということは朝や昼食前までの血糖値は正常か、もしくは低いことが多いからです。

 

 

当然ながら血糖値が低い状態で健康診断を午前中に受けたり、お昼も碌に食べないまま受けたりすると当然、血糖値は正常値もしくは低い値がでます。

 

 

そんな状態で毎年受けるわけなので「やった、自分は正常だ」と勘違いしてしまうわけです。

 

 

このように朝食を抜いたり、3食たべない人は1回の食事でガーンと血糖値が急上昇する体質になることがあり、「最近だるいな〜」とか「痩せてきたな〜」とか少し体の異変を感じながら健康診断は問題なかったものだから安心し、実は隠れ糖尿病にかかっているのにそのまま放置してしまいます。

 

 

これを食後高血糖と言い、糖尿病予備軍や隠れ糖尿病の人にとても多い症状です。

 

 

そして長いグレーゾーンを終えてある時、高血糖で倒れてしまったり、ものすごく喉が渇いたり、頻尿になったりと明らかな体の異変に気づくようになります。

 

 

こうなるともう糖尿病確定です。
往生際の悪い人は診断が下るのが怖くて薄々感づいていながら病院を避けるようになります。

 

 

もし完全な糖尿病になってしまうと当然ながら合併症のリスクも高まります。

 

 

数値で表すと10年後の網膜症の発症率が21%、20年後では52%になり、かなり血糖コントロールを気をつけて安定を保ったとしても20年後の網膜症の発症率は13%以上もあります。

 

 

さらに糖尿病性腎症の場合ですと20年後には75%以上が発症します。

 

 

生活習慣が原因の2型糖尿病は40歳以上の成人に多いことから20年後というともう高齢者になっていて老化という抗えない体の劣化も加わってきます。

 

 

ですのでもし、旦那さんが朝食を食べない、食べる時間ない人で健康診断を午前中や碌に食事を取らないまま受けて血糖値やhba1cが正常値だったという診断結果を毎年もらってくるようであれば一度、食後血糖値を検査してみるようにすすめてみて下さい。

 

 

実はこの糖尿病予備軍ならぬ隠れ糖尿病の人が増加しており、本人も今までの健康診断で全く問題なかったのになぜ自分が糖尿病になるんだろうと愕然としてしまうみたいです。

 

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なぜ糖尿病食では白米より玄米が推奨されるのか?

糖尿病で糖質制限をするようになると血糖値を上げてしまうブドウ糖を制限するために白米やパンなどの炭水化物の量を減らすと思います。

 

 

そして例えば糖質制限の本を見ると白米より玄米にしなさいとか食パンよりライ麦パンが良いよと書かれているものが多いことにお気付きでしょうか?

 

 

それには色々な理由があるのですが単純なところで言うと同じ量でも腹もちが良くて食物繊維など栄養価が高く血糖値の上昇の仕方が緩やかです。

 

 

糖質制限では1食あたりのご飯の量は150gから180gくらいですが、実際にこの量をお茶碗についでみるとかなり少なく感じると思います。

 

 

特に食べ過ぎによって糖尿病になった人や肥満の人なら尚更物足りなさを感じてしまい、挫折してしまう場合も少なくありません。

 

 

また玄米やライ麦が推奨されるもうひとつ理由を上げると、これらの食材は低GIだからです。

 

 

GIとはGlycemic Index(血糖指数)の略で食べたあとに血糖値が上昇する速さを表しています。

 

 

白米や食パンはGI値が高く、血糖値が上がりやすいのです。

 

 

高GI食は血糖値の乱高下が起きやすくなります。
これの何がダメなのかというと集中力がガタ落ちしてしまうんですね。

 

 

血糖値が急に上がったり下がったりすると眩暈や頭痛、体のだるさを顕著に感じてしまいだるくて何もやる気がしないと思いますよ。

 

 

書いている文章だけでみると大したことないと思ってしまう方も多いと思いますが、これが日常生活に支障が出るレベルで起こるということが問題なんです。

 

 

酷いと動けなくなってしまうと思います。

 

 

この症状は私自身も体験済みで倦怠感と気持ち悪さでパソコン画面の文字を読むことですら辛くなってしまいました。

 

 

さらにこのように血糖値が不安定な人は、食後から何時間もこの症状に悩まされることが多く、その日は仕事や家事にならないこともあるかもしれません。

 

 

では、炭水化物自体を摂取しないようにすれば良いのではないか?
私もその考えになったことがありますがブドウ糖を完全に絶ってしまうのはお勧め出来ません。

 

 

その理由は下の記事に書きます。

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