糖尿病の夫に危機感をもってもらうには？

「夫が糖尿病の治療に乗り気でない、言っても危機感がなく協力してくれない」

これは当サイトに寄せられた糖尿病予備軍の夫を持つある女性からのご質問です。

旦那さんの生活状況や健康状態に関する記載もあったのでご紹介すると、座り仕事が主でよく飲み歩いたり家に帰ってきてもお酒を飲むそうです。

健康状態は【高血圧】【やや肥満】【喫煙・酒豪】ということでした。

さっそくですがご質問にお答えすると、糖尿病も予備軍の間は特に大きな体の不調もなく本人も特に苦しい思いや痛い思いをしたわけではないので非常に危機感が薄く、いくら奥さんや他の人が忠告をしても聞き入れてもらえない場合がほとんどです。

ですが、そうやって放置していて糖尿病を発病してしまった人はその時になって殆どの人が後悔しており、あの時ちゃんと予防しておけば良かったと嘆いておられます。

それは一度発病すると病気と一生の付き合いになり、好きなものも食べられず合併症の心配をしならがら暮らしていくことになるからです。

既婚者で特に男性の場合は「もし自分に万が一のことがあったら残された家族が苦労する」などの家族の心配をされる方も非常に多いです。

糖尿病になると死亡保険や生命保険に加入できないこともありますので、自分が死んでも家族に1円も残せない可能性があるからです。

糖尿病の死因の多くは合併症によるものです。

旦那さんが高血圧で酒豪ならば心筋梗塞や肝硬変で人工透析になってしまう可能性も考えられます。

他の記事でご紹介していますが、私の祖父の場合は糖尿病で神経障害になり、そのせいで足が壊疽を起こし切断、介護が必要でさらに低血糖症になることもあるので何度かお風呂やトイレで意識を失っていたこともあります。

一人で留守番をさせることもできません。

もし、旦那さんに糖尿病の予防や治療に協力的になってほしいと思っているのでしたら本人に危機感を持ってもらうか、本人が痛い目に合って自覚してもらうほかありません。

ただそうなる前に危機感を持ってもらうには身近な人に同じ境遇で苦労している方のお話を聞いたり間近でその悲惨さを目の当たりに出来れば良いのですが、都合良くそのような相手も見つからないと思いますので、当サイトのコチラの記事を旦那さんに見せてみてはいかがでしょうか？

糖尿病を家族に持つ人間の苦労やリアルな体験談で少しは危機感を感じてもらえるかもしれません。

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