ブドウ糖の取り過ぎは腸内環境悪化につながる、高血糖になって膵臓も疲弊する
糖尿病患者や高血糖の方の腸内は悪玉菌が多いと言われ、腸内環境と糖尿病には密接な関係があると言われています。
糖尿病に気をつけている人の中でも総カロリーにばかり目が行って、カロリーは標準的でも糖に限って言えば取り過ぎている人も少なくありません。
ではなぜ、糖が腸内環境を悪化させてしまうでしょうか?
それは、お菓子や果物に含まれる単糖類や炭水化物が分解されてできるブドウ糖は腸内細菌の餌にならずビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が増えないからです。
その結果、肌荒れや便秘を起こしやすい体質になったり、免疫力が低下してアレルギやーアトピー、癌を引き起こすリスクが上がってしまうのです。
また、糖を取り過ぎると血糖値が急激に上昇して膵臓がインスリンを大量に分泌し始めます。
そうすると今度は血糖値が急激に下がって低血糖を起こし、頭がフラフラしたり糖分不足で空腹感が増して、また糖分を摂取してしまいます。
これが習慣化すると膵臓が疲弊してインスリンの分泌不足になるために、それほど食べ過ぎてもいないのに不摂生もしていないにも関わらず糖尿病を発症してしまうのです。
糖分を取り過ぎたからといって直ちにこの症状が起こるわけではありませんが、私が何回も書いているように糖尿病は発症までに12年くらいかかります。
正確には境界型糖尿病の期間がものすごく長くて10年〜12年目で一気に爆発します。
この無症状から自覚症状を感じるまでが非常に長くゆっくりなので、
「気付かない」
「気をつけない」
「気付いた時は手遅れ」
となってしまう人が多いのです。
さらに境界型糖尿病の間でも腎症などの合併症を起こしている人も少なくありません。
詳しくはコチラの記事で紹介しています⇒糖尿病予備軍でも尿アルブミン検査は重要
ですので習慣的に糖分を取り過ぎる食生活をしていると糖尿病やアレルギーになりやすいというわけです。
心当たりありませんか?
「食後に強い眠気を感じる」
「食後に体のだるさを感じる」
「食後に頭がフラフラする、または締め付けられるような頭痛を感じる」
「視野が狭くなったように感じる、目がシボシボする」
もしこんな症状を感じているのであれば、糖質制限にも気を配り腸内環境の改善もしていくほうが良いでしょう。
とりわけ日本人はもともと膵臓が弱く、糖代謝が悪いので糖尿病になりやすい民族です。
日本人には痩せているのに糖尿病という方が多いですが、遺伝であったり日本人特有の体質によるものも大きく影響していると思います。
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