糖尿病に最適なミネラルウォーター

私はトップページで糖尿病患者は免疫力が弱く、それを改善するためには免疫細胞の約70％が集中する腸内環境を改善することが必要であると書きました。

腸内環境を完全するためには誰もがご存じの方法であればビフィズス菌や乳酸菌を摂取し善玉菌を増やし、腸内フローラを形成する方法です。

そしてもうひとつ、意外にご存じの方が少ない方法としてミネラルウォーターでも腸内環境の改善を図ることができます。

ただミネラルウォーターなら何でも良いというわけではありません。

腸内環境を改善するためにはカルシウムを豊富に含んでいるアルカリ性のミネラルウォーターがお勧めです。

硬度は硬水にして下さい。

カルシウムが豊富でアルカリ性の水は腸の蠕動運動を活発にして便秘を防止するとともに、活性酸素を除去・分解する働きをします。

糖尿病について少し詳しく調べたことのある方であれば活性酸素が糖尿病などの生活習慣病の原因となるということをご存じの方も多いはずです。

また、カルシウムが体内の栄養素や老廃物の運び屋の役目を担っており、特に血液中に含まれているカルシウムはとても重要です。

血液中のカルシウムが不足してしまうと副甲状腺ホルモンが骨や歯のカルシウムを血液中に放出して不足分を補おうとします。

そうなると骨や歯は脆くなってしまい、これが骨祖そしょう症になるリスクを大幅に高めてしまいます。

さらに困ったことに副甲状腺ホルモンは、このような状況が頻繁に起こると暴走してしまい過剰にカルシウムを血液中に放出させてしまいます。

過剰なカルシウムは血管に付着して血管が硬くなってしまいます。

これが動脈硬化を加速させます。

そうならないためには、いつも十分な量のカルシウムを血液中に補給させて骨や歯から補うことがないようにしておく必要があります。

そのためにカルシウムが豊富なミネラルウォーターを飲むわけです。

上の記事で書いたミネラルウォーターの特徴を踏まえ、糖尿病が心配な方にお勧めなミネラルウォーターを具体的な銘柄でご紹介します。

1日2Ｌ〜2.5Ｌを目安に飲むと良いでしょう。

糖尿病の方

＜特徴＞カルシウムとケイ素を含む中硬水

肥満型の糖尿病・予備軍で高コレステロールを指摘されている方

＜特徴＞硬度が200〜300mg/lの硬水、カルシウムを含む

生活習慣病や癌を心配されている方

＜特徴＞活性酸素の除去

肥満型の糖尿病でダイエットをしたい、便秘を改善したい方

＜特徴＞マグネシウムを含み便通改善を図れる超硬水

水道水には塩素が含まれており、細菌を除去して衛生を確保していますが活性酸素を生じさせてしまいます。

上の記事でも書いた通り、活性酸素は動脈硬化をはじめとする生活習慣病や発がん性も指摘されていますので活性酸素を増やすリスクのある水道水を飲むのことは控えたほうが良いでしょう。

また水道水を沸騰させた蒸留水も体に良いと思われがちですが、糖尿病患者の方にとって良いことは何もありません。

理由は蒸留水が体に必要な物質まで溶かしてしまうからです。

蒸留水は一度、沸騰させた水なので酸素が少なくミネラルも少ないです。

糖尿病の方はミネラルが不足しがちなので、同じ飲むのであればカルシウムやマグネシウム、ケイ素をなどのミネラルを含むミネラルウォーターを飲んで下さいね。

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