ダイエットで血糖値を改善

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ダイエットしても血糖値が下がらなら腸内環境も改善も考えよう

ダイエットしても血糖値が下がらないという方は腸内環境の改善に気を配ってみましょう。

 

 

しかし注意しなければならないのは腸内環境改善=便秘解消と考えてしまって無理な便秘解消法を実践してまうことです。

 

 

例えば下剤や便秘薬を使用して無理やり治そうとすると今度は腸内環境が荒れてしまい、余計に血糖値に悪影響を及ぼしてしまいかねません。

 

 

さらに血糖値だけでなく肌荒れやニキビなど美容面の悪化も起こす可能性がありますので、同じ便秘を解消するにしても自然な排便ができるよう腸内環境を改善することが重要です。

 

 

腸内環境を改善するには?

■バランス良く不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を摂る

食物繊維をたくさん摂ったら良いんだよね?

 

 

 

まあハズレではないんですが、摂取する食物繊維の種類が重要です。便秘の解消を意識するなら水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を1:2の割合で食べましょう。

 

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は何が違うん?

 

 

 

水溶性食物繊維は水に溶けるので水分で便をくるんで排便しやすくするほか善玉菌の餌になりますので腸内環境を改善します。

 

 

でも水溶性食物繊維だけだと下痢ピーになりますので不溶性食物繊維も必要です。逆に不溶性食物繊維を食べ過ぎると今度は便が硬くなってしまいますよ。バランスが大事です。

 

この2つの食物繊維だけに気をつければ良いの?

 

 

 

適度に水分補給も必要です。あとは納豆などの発酵食品を食べると良いですよ。

 

 

 

 

■乳酸菌を摂って善玉菌を増やそう

乳酸菌と言えばヨーグルトだと思うけどやっぱり便秘に良いの?

 

 

 

 

ヨーグルトの乳酸菌は善玉菌を増やすのでメリットもあるのですがヨーグルトのせいで逆にお腹を壊す人もいます。

 

 

ヨーグルトには乳糖が入っているのですが、この乳糖を分解する酵素が少ない人がいてそういう人は下痢になったります。中には下痢になって便が出たことをヨーグルトを食べて便秘が治ったと感違いしてしまう人もいるので注意が必要です。

ヨーグルトは合う人と合わん人がいるんだね。じゃあヨーグルトが合わない人は何を食べれば良いの。ワシ実は納豆とかも苦手なんだ・・・。

 

ヨーグルトや発酵食品が苦手な人は乳酸菌サプリとオリゴ糖を一緒に摂ることをおすすめします。もちろんちゃんと栄養バランスのとれた食事もして下さいね。

 

 

 

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ブドウ糖の取り過ぎは腸内環境悪化につながる、高血糖になって膵臓も疲弊する

糖尿病患者や高血糖の方の腸内は悪玉菌が多いと言われ、腸内環境と糖尿病には密接な関係があると言われています。

 

 

糖尿病に気をつけている人の中でも総カロリーにばかり目が行って、カロリーは標準的でも糖に限って言えば取り過ぎている人も少なくありません。

 

 

ではなぜ、糖が腸内環境を悪化させてしまうでしょうか?

 

 

それは、お菓子や果物に含まれる単糖類や炭水化物が分解されてできるブドウ糖は腸内細菌の餌にならずビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が増えないからです。

 

 

その結果、肌荒れや便秘を起こしやすい体質になったり、免疫力が低下してアレルギやーアトピー、癌を引き起こすリスクが上がってしまうのです。

 

 

また、糖を取り過ぎると血糖値が急激に上昇して膵臓がインスリンを大量に分泌し始めます。

 

 

そうすると今度は血糖値が急激に下がって低血糖を起こし、頭がフラフラしたり糖分不足で空腹感が増して、また糖分を摂取してしまいます。

 

 

これが習慣化すると膵臓が疲弊してインスリンの分泌不足になるために、それほど食べ過ぎてもいないのに不摂生もしていないにも関わらず糖尿病を発症してしまうのです。

 

 

糖分を取り過ぎたからといって直ちにこの症状が起こるわけではありませんが、私が何回も書いているように糖尿病は発症までに12年くらいかかります。

 

 

正確には境界型糖尿病の期間がものすごく長くて10年〜12年目で一気に爆発します。

 

 

この無症状から自覚症状を感じるまでが非常に長くゆっくりなので、
「気付かない」
「気をつけない」
「気付いた時は手遅れ」

となってしまう人が多いのです。

 

 

さらに境界型糖尿病の間でも腎症などの合併症を起こしている人も少なくありません。

詳しくはコチラの記事で紹介しています⇒糖尿病予備軍でも尿アルブミン検査は重要

 

 

ですので習慣的に糖分を取り過ぎる食生活をしていると糖尿病やアレルギーになりやすいというわけです。

 

 

心当たりありませんか?
「食後に強い眠気を感じる」
「食後に体のだるさを感じる」
「食後に頭がフラフラする、または締め付けられるような頭痛を感じる」
「視野が狭くなったように感じる、目がシボシボする」

 

 

もしこんな症状を感じているのであれば、糖質制限にも気を配り腸内環境の改善もしていくほうが良いでしょう。

 

 

とりわけ日本人はもともと膵臓が弱く、糖代謝が悪いので糖尿病になりやすい民族です。

 

 

日本人には痩せているのに糖尿病という方が多いですが、遺伝であったり日本人特有の体質によるものも大きく影響しています。

糖尿病を予防する腸内環境の整備に大切なのは腸内フローラの割合

腸内環境を整えましょうと聞くと、とにかく乳酸菌や食物繊維をたくさんとって善玉菌の数を増やさなければならないと思うかもしれませんが、重要なのは腸内フローラの割合です。

 

 

もっと簡単にいうと腸内に住む、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の割合です。

 

 

結論を言うともっとも腸内を正常に保つ腸内フローラの割合は善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合です。

 

 

毎日ヨーグルトを食べているのに、乳酸菌サプリを飲んでいるのに便秘や下痢が続く方もいるでしょう。

 

 

それを踏まえて、便に油分や水分を与えて便秘を解消するような便秘薬を飲んだり食物繊維をたくさん摂る方もいるでしょう。

 

 

あ〜それなのにお腹の調子が悪いのは腸内フローラの割合が崩れている可能性が高いです。

 

 

悪玉菌は少し位いても良い、役立つ働きもしています

悪玉菌は増えすぎるとダメなのですが全くゼロにする必要も無いのです。

 

 

悪玉菌は増えすぎるとアミノ酸やタンパク質を分解してアンモニアやインドール、硫化物など有害物質を生成して体内を巡ると様々な臓器に悪影響を与えます。

 

 

これが高血圧や癌などの生活習慣病を引き起こすきっかけになるということはネットや便秘に関する書籍を読めば大抵書いてあるくらい常識です。

 

 

悪玉菌が増加して腸内環境が悪化すると糖尿病では高血圧などインスリンの効きにくい体質(インスリン抵抗性)に傾いてしまい高血糖を誘発します。これはゆっくり何年も10年以上かけて進行するのでまず気付きませので自覚症状の無いうちからの予防が理想です。

 

 

逆に悪玉菌の良い面に目を向けると、悪玉菌に代表される大腸菌はビタミンを合成したり他の有害な菌が腸内に定着するのを防ぐという働きをしています。

 

 

善玉菌は増えすぎても大丈夫、でも餌になるオリゴ糖の摂りすぎに注意!

善玉菌は基本的に増えすぎてもデメリットはありませんが、腸内フローラのバランスが崩れている状態で善玉菌が増えすぎると下痢などお腹の調子が悪くなることがあります。

 

 

そこで腸内環境を整える成分として、オリゴ糖を積極的に摂取している方も多いと思いますがオリゴ糖は善玉菌だけでなく悪玉菌の餌にもなりますので摂りすぎには注意が必要です。

 

 

でも大丈夫!

 

 

乳酸菌を一緒に摂取すれば乳酸菌が余分なオリゴ糖を食べてくれますので悪玉菌の餌になるリスクを大幅に減らすことが出来ます。

 

 

したがってオリゴ糖を摂るときには乳酸菌サプリやヨーグルトと一緒に食べることをおすすめします。

 

 

乳酸菌のほかにはポリフェノールや食物繊維を多く含んだサプリが良いです。

 

 

しかし善玉菌過多の場合はやみくもに乳酸菌を摂るよりはポリフェノールや食物繊維で腸内環境を整えるほうが改善されることも多いので乳酸菌系サプリで改善しなかった方はこちらのほうを勧めます。

 

そのほうが腸内フローラのバランスが整います。

 

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