私に起きた糖尿病の初期症状【実体験】

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糖尿病予備軍の私に起こった実際の糖尿病の初期症状とは

トップページでも書きましたが私も糖尿病予備軍です。

 

 

厳密に言えば当時、もうすでに食後血糖値が高い状態が続いておりましたので予備軍だとはいえないかもしれません。

 

 

私が自分の異変に気付いたのは締め付けるような頭痛(頭の圧迫感)食後に肩が痛くなったり倦怠感や眠気を感じた時でした。

 

 

この時点では血圧の異常以外、血液検査や尿検査等でも何の異常も指摘されていませんでした。

 

 

糖尿病になると尿が泡立つ・尿に糖が混ざる・手足のしびれ・体重が減る、視野が狭くなったように感じるなどが代表的な初期症状として紹介されていることが多いのですが、私に起こった頭痛などの症状は上記の代表的初期症状の前段階で起こっていた症状です。

 

 

中にはこれらの症状が同時に起こっている人もいます。

 

 

糖尿病の本で読んだのですが、食後に眠気を感じている時点で血糖値が250mg/dL以上に上昇しているそうです。

 

 

糖尿病になりやすい人の傾向に高血圧が多いということはご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、締め付けるような頭痛や目の奥の痛みを感じている方は血圧が急上昇している可能性が高いみたいです。

 

 

私も圧迫感のある頭痛を感じている時に試しに家に置いてある血圧計で血圧を測ってみましたが、上が167、下が101で投薬が必要な一歩手前まで血圧が上がっていました。

 

 

通常は高くても上が140、下が90くらいなのですが食後に急上昇するということは私の体の健康バランスがかなり悪いのだと実感させられました。

 

 

もし現在、上記に挙げたような食後の強い眠気や倦怠感、頭を締め付けるような頭痛があるということであれば健康診断で指摘されていなくてもかなり要注意です。

なぜ食後に眠気や倦怠感、頭痛が起こっていたのか?

なぜ食後に眠気や倦怠感、頭痛を感じる上に血圧が急上昇していたのか?

 

 

理由は以下の通りです。

 

 

食事をすると消化のために胃に血液が多く流れるので血圧が上がります。

 

 

当然、糖分が小腸で吸収されるので血糖値も上がります。

 

 

健康な人であれば、どんなにたくさん食べても絶対に血糖値は140mg/dL以上には上がりません。

 

 

しかし少しでも糖尿病になる因子を持っている人はインスリンの量が少なかったり出るタイミングが悪く、血糖値が急上昇します。

 

 

すると今度は急上昇した血糖値を下げようとして膵臓が沢山のインスリンを分泌します。

 

 

この時にインスリンが効き過ぎたり、量が多過ぎたりすると今度は血糖値が急激に下がってしまいます。

 

 

ここで眠気や倦怠感、頭痛を感じてしまうわけです。

 

 

血糖値は60〜70mg/dLまで下がっていると思います。

 

 

同時に下がった血糖値を上げようとして副腎からアドレナリンが分泌されるので血管の収縮や拡張が起こり頭痛や目の奥の痛みを感じてしまいます。

 

 

血糖値が落ち着くまでこれらの倦怠感・眠気・頭痛は何時間か続きます。

 

 

この食後高血糖や食後低血糖を繰り返し起こしていると膵臓は疲弊しますので、そこから生活に気を配ってもかなりの高確率で5年〜10年後に糖尿病を発症します。

 

 

これは糖尿病の専門医が出しているきちんとしたデータがあります。

 

 

実際になってみるとかなり気力を奪われるのでキツイです。

 

 

まず判断力や集中力がガタ落ちするので車の運転や精密さが必要になる仕事は困難を生じます。試しにモグラたたきのような反射神経を使うスマホのミニゲームなどをやってみて下さい。自分の異常さに気付きます。

 

 

そんなわけで、いつもはやらないようなケアレスミスをしやすいです。

 

 

とにかくダルい、頭が痛い、体が重いのです。

 

 

頭痛とまではいかなくても目の辺りから頭の周囲が締め付けられているような感覚がある場合も危ないです。

 

 

特に食後でなくても夜間に頭痛や頭の圧迫感を感じたり、手足のしびれがある人は糖尿病を発症している可能性がありますので専門医に相談したり、ブドウ糖負荷試験など検査を受けられたほうが賢明だと思われます。

 

 

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高血圧が原因で頭痛が起こった時の対処法

食後高血糖などで血圧が上がってしまった時に起こった頭痛の場合は、時間がたって血糖値が落ち着いてくると症状が緩和することもあります。

 

 

ですがお仕事中であったりなど、どうしても早めに痛みを緩和させい場合はロキソニンアセトアミノフェンなどの鎮痛剤が効きます。

 

 

ただロキソニンはあまり多用すると胃粘膜が弱くなるという副作用もあります。

 

 

実際に医師の中にも警鐘を鳴らしている方もおり、胃潰瘍のリスクが高まると話されています。

 

 

ですので痛みが緩和しないからといって規定量よりたくさん服用されたり頻繁に服用されることはおすすめしません。

 

 

食後高血糖による頭痛になると、それこそ食事の度に頭痛が起こる可能性もありますから、そのたびに服用するとなると考えものです。

 

 

この場合は一時しのぎの薬で我慢しようなどとは思わずに、ずぐに糖尿病を意識した予防を考えられたほうが良いでしょう。

 

 

また多めに服用することを推奨できない理由はもうひとつあり、痛みを発する物質は1種類だけではなくロキソニンは主にプロスタグランジンという物質の生成を抑制する薬で他の痛み物質には効かないからです。

 

 

しかも、たくさん飲んだからといってそれに比例して効果が強くなるわけではなく、効果の限界がありますのでそれ以上の鎮痛効果を期待できません。

 

 

副作用が少ないという面ではアセトアミノフェンを服用するほうが良いです。(もちろん常用が良いわけではありません)

 

 

食後高血糖による一時的な頭痛はしばらく時間が経つと緩和することもありますが、痛みが長く続いたり薬を服用しても効果を感じられない場合は医師の診断を受けたほうが良いでしょう。

 

 

ちなみに高血圧による頭痛の特徴として頭の後ろ側が痛むことが多いようです。

 

 

そもそも食後に決まって頭痛や強い眠気を感じているような方は、もはや放置して良い段階を超えています。

 

 

慢性的に高血圧が続くようになるとさらなる病気のリスクも高くなりますし、ギリギリ大丈夫だった方も今は良くても未来は危ういです。

私に起こった糖尿病の初期症状A「立ちくらみ」

私は2012年の5月頃から立ち上がろうとした時や、ふいに上を見上げた時に頻繁に立ちくらみや眩暈を起こすようになりました。

 

 

しばらく座っていれば治まるのですが、眩暈が治まったあとも何とも言えない気分の悪さと体のだるさがしばらく残る感じです。

 

 

しかし自己紹介でも書いている通り、私はどちらかというと高血圧で貧血を起こすような体質ではありません。

 

 

今思えば、これも糖尿病の初期症状のひとつだったのです。

 

 

このふいに起こる立ちくらみや眩暈は健康な人でも起こす場合はありますが、糖尿病を発症している人はよく起こすそうです。

 

 

起立性低血圧と呼ばれる症状ですが、これは血液が頭まで上手く運ばれてないことで低血圧を起こしている状態です。

 

 

なぜ糖尿病患者に起立性低血圧が多いのかというと、糖尿病により自律神経に障害が起こっているからです。

 

 

即ちすでに糖尿病の合併症のひとつである神経障害を起こしている状態です。

 

 

この段階では、まだ薬も飲んでいない、健康診断でも大きな異常が見つかっていない人が多いのです。

 

 

しかし糖尿病の判断基準であるHbA1c(正常値6・1%未満)を検査すると異常値を示していることがあります。

 

 

もし低血圧という体質でもないのに、ある日から急に立ちくらみや眩暈を感じることが多くなって、それに加え目のかすみ動悸も感じるようになってきたという方は糖尿病が原因の場合があります。

 

 

原因不明の疲労感や眩暈、目のかすみ(視野が狭くなった)を感じている方は健康診断で異常が無いという診断結果だったとしても糖尿病を疑ってみたほうが良いです。

 

 

私の場合は、まさか立ちくらみが糖尿病の初期症状だとは思っていなかったのでそこから数年放置してしまった結果、境界型糖尿病という診断を受けてしまいました。

 

 

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