糖尿病予防のサプリはどんなものを選べば良いのか?
糖尿病を発症させてしまう大きな原因のひとつはは高血糖だということはご存知かと思います。
もっと具体的にいえば膵臓が疲弊してインスリンの分泌が悪くなる病気です。
そして上がってしまった血糖値を下げるための唯一のホルモンがインスリンです。
血糖値を直接的に下げる物質はこのインスリン以外には存在しません。
もし、糖尿病サプリでインスリン以外で血糖値を直接下げる物質が紹介されているのであれば、それはちょっと怪しいサプリと言わざるをえません。
病院で処方される薬にしても糖尿病薬として処方される薬の種類としては大きく分けて「インスリンの分泌を促進する薬」と「糖の吸収を緩やかにする薬(阻害する)」そして「ブドウ糖を強制排出する薬」の3種類です。
一方、健康食品として販売されているサプリメントは以下に分類されている商品が多いです。
糖の吸収をゆるやかにする系のサプリ
抗酸化系サプリ
糖代謝を上げる系のサプリ(病院の薬で言えばインスリンの効果を良くする薬に該当します)
他には糖尿病用サプリとして限定されているわけではありませんが「マルチビタミン」や「マルチミネラル」、「ファイトケミカル(ポリフェノール系サプリなど)」、血流改善サプリなど補助的に使用するサプリがあります。
糖尿病をサポートするために必要なサプリの組み合わせ
選ぶべきサプリメント基準として、まずは膵臓への負担を減らすために以下のサプリが最優先だと考えています。
基本はメインで選ぶサプリから1種類、そしてプラスαで選ぶサプリから1種類程度でお試しになってみてください。全部を試してもどれが自分に合っているのか分かりませんので無駄になってしまいますので。
糖尿病診断済み、病院で投薬やインスリンをしている方
メインで選ぶサプリ
@抗酸化サプリ(※1ファイトケミカル)
Aマルチビタミンやマルチミネラル
+
プラスαで選ぶと良いサプリ
B免疫力サポート系サプリ
こサプリを選ぶ理由
■インスリンなどの投薬が始まっている状態で血糖値を下げるサプリを飲むと低血糖症のリスクがあるため、糖尿病やその他、病気の原因と言われる活性酸素の抑制、食事療法で賄いきれない栄養素の補給が目的とするサプリを選びます。
■さらに免疫力の弱い糖尿病患者の免疫力サポートを目的として主に免疫力に関係の深い腸内環境改善系サプリを選びます。
※1
ファイトケミカルとはDHA・EPAやポリフェノールなどビタミンやタンパク質などの6大栄養素に加え7番目に入る栄養素のことです。
すでに血糖値が高い方、境界型糖尿病の方
メインで選ぶサプリ
@糖代謝を上げるサプリ
A糖の吸収を抑えるサプリ
+
プラスαで選ぶと良いサプリ
C抗酸化サプリ(ファイトケミカル)
Dマルチビタミンやマルチミネラル
E免疫力サポート系サプリ
こサプリを選ぶ理由
■第一に血糖値を基準内に保つことが最大目標、最大目的だからです。そのためにも選ぶサプリはトクホまたは機能性表示食品など効果の信頼性が高いサプリを選びます。但しトクホでもスーパーの飲料売場にあるお茶やジュースではダメです。
■日々の健康管理として足りない栄養の補給と様々な病気のリスクを上げる腸内環境を改善して免疫力を維持することが目的です。
まだ血糖値に異常が無い方、糖尿病の予防を考えている方
メインで選ぶサプリ
@抗酸化サプリ(ファイトケミカル)
A糖代謝を上げるサプリ
+
プラスαで選ぶと良いサプリ
B免疫力サポート系サプリ
Cマルチビタミンやマルチミネラル
こサプリを選ぶ理由
■糖尿病やその他、病気の原因と言われる活性酸素の抑制をメインにして、そこに食事で吸収した糖を効率的にエネルギー化することを目的として糖代謝サプリを取り入れます。
■日々の健康管理として足りない栄養の補給と様々な病気のリスクを上げる腸内環境を改善して免疫力を維持することが目的です。
さて、ここまで読んで糖尿病予備軍や境界型糖尿病でも病院で処方される薬を使えば良いのではないのかと思われるかもしれませんが、できれば病院で「インスリンの分泌を促進する薬」を処方される前にサプリメントで正常血糖値を維持したいところです。
なぜかと言うと、病院で処方される「インスリンの分泌を促進する薬」は膵臓に負担がかかる種類の薬なので長期的に使わないほうが良いからです。
お薬については糖尿病になったら飲む薬を読んでみて下さいね
それに自分で詳しく薬について勉強して理想的な組み合わせが分かったとしても、どの薬を処方するのか決めるのは医師なので自分で薬の選択ができません。
すなわち糖尿病の薬を知り尽くした患者さんほど、副作用の怖さや長期で飲み続けることのデメリットを知ってしまっているにも関わらず医師にそれを処方されたら黙って飲むしかないのです。
患者に決定権があるのは、せいぜい正規品かジェネリックの選択ができるくらいです。
そんな思いをしながら一生涯、薬を飲み続けるのは非常にストレスです。
どうせ介護になったら家族に薬の管理をお願いすることになるんです。
家族にとっても服用に制約の多い病院の薬の管理は負担です。
反面サプリメントのような健康食品であれば自分で良いものを選ぶことができます。
サプリメントという選択肢が選べて、効果が見込めるのも糖尿病では予備軍(境界型糖尿病)の間です。
血糖値を下げるサプリ以外に抗酸化サプリや腸内環境改善サプリを推奨する
上の記事でも少し触れましたが糖尿病になるリスクを減らしたい、または現状はまだ血糖値に異常が無いという方は抗酸化サプリや腸内環境改善系(免疫力サポート系)のサプリを選ぶと良いです。
もちろん血糖値の高い方や高血圧などすでに糖尿病予備軍の方も血糖値サポート系のサプリにプラスしてこれらのサプリを組み合わせることは素晴らしい選択です。
ここでなぜ抗酸化系サプリをおすすめするのかと言うと貴方は活性酸素が糖尿病や癌、アルツハイマーなどの病気に関係していることを健康系のテレビ番組などで見聞きした経験があると思います。
私たちは呼吸で酸素を取り入れますがその内の2%ほどが活性酸素になります。
活性酸素は細菌やウイルスの撃退など良い役目もしているのですが、増えすぎると正常な細胞や遺伝子も破壊するので体の機能が低下します。
専門家の中には活性酸素が病気の原因の90%とまで言いきる方もいるくらいで体を健康に保つには、老化を防止するには活性酸素をいかに除去するかが課題と言われています。
実際に糖尿病の治療に関する著書を執筆されている医師の中にも抗酸化の重要性を解説されている方は実施多いです。
私が読んでいる牧田善二先生の著書の中でも抗酸化について書かれていました。糖尿病の専門医もこのようにおっしゃられているからには事実なのでしょうね。
偽者や詐欺商品に騙されないためにサプリメントのここに注意!
サプリメントで詐欺商品を掴まないためには、まず以下の3点に注意しましょう。
サプリメントの種類(分類)に気を付ける
サプリには「特定保健用食品」、「機能性表示食品」、「一般健康食品」の3種類があります。
目的とする効果についてある程度の信頼性を求めるのであれば圧倒的に「特定保健用食品」、「機能性表示食品」を勧めます。
理由は効果について国の認定や臨床試験を実施して人間にきちんと効果が及ぶことを実証しているという点で一定の効果を期待できるからです。
誇大広告をしていないかを見る
特に一般健康食品について、商品の販売サイトや広告を見てほしいのですが「血糖値を下げる」とか「飲むだけで痩せる」とか誇大広告をしている商品があります。
これらの直接的な表現は法律の関係で禁止されており、トクホや機能性表示食品に限り一部の表現が認められています。
したがって一般健康食品で特定の疾患に効く、特定の効果を謳う商品には手を出さないほうが無難です。
しかしながら一般健康食品の中にも法律上書けないだけで実際に良い商品はあります。
一般健康食品でも優良なものを選ぶ時の基準
一般健康食品で優良商品を選ぶ目安としては販売期間が長いこと、購入者さんが多く口コミが豊富でその口コミの70%以上がポジティブな内容であること、何しかしらの賞(実績)があることをひとつの基準にしてみて下さい。
また全ての商品ではありませんが芸能人が勧めているとか雑誌に取り上げらているという商品が多いですがステマであったり、お金を払って紹介してもらっているという場合もあるので信頼度で言えばちょっと考えてしまいますね
メーカーの品ぞろえの豊富さを見る
健康食品のトップメーカーはその品ぞろえも多いです。
その中にでも特に信用度の高いメーカーはほぼ全方位(例えばマルチビタミンなど栄養補助系、ダイエット系、生活習慣サポート系など)のニーズに対応できる品ぞろえをしています。
品ぞろえが豊富だということは良い原材料の仕入れパイプを持っていること、製造技術や研究基盤がしっかりしていることなど開発にお金をかけることが出来ているということです。
<<TOPページへ戻る
ツイート
糖ダウンは臨床試験済みの機能性表示食品です。
糖の吸収をゆるやかにする効果のほか糖の燃焼させエネルギー化の効率アップを図る効果は従来の食物繊維サプリに代表される難消化性デキストリンにはありません。
血糖値の抑制に重要なのは糖の吸収をゆるやかにするだけでなく、吸収したブドウ糖を細胞に効率よく吸収させエネルギー源にすることです。
機能性表示食品です
食後血糖値が高い方におすすめです
定期購入されると半額です(2017年6月現在)
関連ページ
- 糖尿病における血液サラサラ系サプリの効果
- 糖尿病をサポートするサプリとして、血液サラサラ系サプリの効果について解説します。